南房総のある暮らしのつくり方。
二地域居住や移住をしたいけど、住まいはどうしよう…
古い民家を買った/借りたはいいけれど、もっと居心地よくできないものか…
南房総が大好きだけど、とにかく冬寒いのだけがね…
と、思っている方。
圧倒的に心地よい『南房総のある暮らし』のつくり方を、実践の場で学ぶチャンスがやってきました。このワークショップは、“古い家は寒い”という固定概念を覆し、田舎暮らしの質を自分でぐいっと上げる試みです。
たとえば実際に、自分が素朴な空き家を手に入れた時、もっと居心地をよくするためにあなたは何をしたいと考えますか?
家の居心地を決める要素は、いくつかあります。
一般的には、壁の色を変えたい!とか、家具をここに欲しい!などデザイン的なことに目がいきがちですが、実はたいへん重要なのは、家の“体感”です。
まずは落ち着いて体がのびのび動かせる状態を確保する…つまり“寒くない”状態をつくること。これは本当はとっても大事で、暮らしや体調の質を大きく左右します。
会場は、南房総の里山の中腹に張り付いた、築120年の家。
ここは、南房総リパブリックの拠点です。
室外と室内がほぼ同気温という無断熱の家が、古民家の佇まいはそのままに、圧倒的に心地よい家として生まれ変わることになります。
あったらいいな、は、自分でつくる。
そんな『南房総のある暮らし』は、すごくアナログだけど、とても未来的なライフスタイルです。
全国でもまだ数少ないDIYエコリノベワークショップを、南房総で体験しよう。ぜひ、ご参加ください。
*終了しました。
南房総DIYエコリノベワークショップ実施要項
ワークショップ内容
開催日時
【第2回】 2017年1月14日(土) ・15 日(日)
開催場所
*車 or JR高速バスにてお越しください。
*詳細 住所は参加者にお知らせします 。
参加費
*交通費、ランチ代、宿泊などはご負担ください。
定員
申し込み方法
エコリノベリーダー
竹内 昌義(建築家)
1962年生まれ。東京工業大学大学院修了後、建築家ユニットみかんぐみを共同主宰。2000年より東北芸術工科大学にて教鞭をとり、2009年より東北芸術工科大学でエコハウスの研究を開始。専門家に素朴な疑問を問いかけたインタビュー集「原発と建築家」、エコハウス指南本「図解エコハウス」など刊行。2015年から新築だけではなく、断熱改修のワークショップを数多く開催。
河野 直(設計施工家)
1984年広島県三原市生まれ。京都大学大学院修了後、工務店「つみき設計施工社」を創業。「暮らしをともにつくる」を理念に掲げ、住まい手と設計者、地域の様々な職人が一体のチームとなった参加型リノベーションを展開。クライアント参加型設計手法を用いた住宅でSDレビュー2009鹿島賞受賞。セルフリノベーション・DIYのワークショップで、全国の空家を駆け回り中。
レビュー
馬場未織(NPO法人南房総リパブリック理事長)
1973年東京都生まれ。1996年日本女子大学卒業、1998年同大学大学院修了後、建築設計事務所勤務を経て建築ライターへ。2007年より家族5人で「平日は東京で暮らし、週末は千葉県南房総市の里山で暮らす」という二地域居住を実践。里山での子育てや里山環境の保全・活用、都市農村交流などを考えるようになり、2011年に農家や建築家、教育関係者、造園家、ウェブデザイナー、市役所公務員らと共に任意団体「南房総リパブリック」を設立、2012年に法人化。現在はNPO法人南房総リパブリック理事長を務める。メンバーと共に、親子で里山で自然体験する「里山学校」、南房総市の空き家調査などを手掛ける。