南房総リパブリックは、東京と千葉県南房総市を結び、里山学校・市民農園・食の二地域交流に基づくコミュニティカフェ運営等を進めるNPO法人です。

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都市居住者にとっては、自然いっぱいの子育て環境は憧れです。価値観の多様化を背景に、公園などとは桁違いのスケールの自然がある里山環境などで子育てをしたいと強く願う人は年々多くなり、今や「老後の田舎暮らし」ではなく「子育て中の田舎暮らし」を求めて里山物件を探す若い世代も少なくありません。

一方で、憧れられている里山地域は、いくつかの大きな問題(農家の高齢化、跡継ぎ問題、耕作放棄地の増大など)を抱えています。里山環境を維持し続けるには、今まで農村を支配しているシステムだけは適応しきれなくなっており、またその地域の中だけで問題を解決するのは大変難しくなっているのが現状です。

実は、この二つの問題は、相互補完的な関係にあります。里山という環境を都市居住者に提供することができれば、将来の担い手を失った里山はその景観を維持するための人材を確保することになりますし、自然環境の中で子育てしたいと考える人々からに目線によって、本来里山がもつ大きな魅力が再発見されることにもなるはずです。

上記の視点を軸に、わたしたちは、里山と都市生活者のコネクターとしての役割を果たすことを考えます。南房総という都心から最も近くて 深い田舎で、都市生活者に「平日東京/週末田舎」というライフスタイルを提供するとともに、耕作放棄が進む南房総の農村再生を目指します。また、都市と農村など地域間のヒトの交流・物流を深め、二地域間のコミュニティの活性化を促します。

ある環境を否定し、ある環境を肯定するのではなく、互いの地域の得意を引き出し合うことで、社会全体の中で里山環境の価値を高めていく。このようなシステムを構築することを目指します。

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