※このプロジェクトは終了しました
旧平群小を、これからの暮らしの拠点に
旧平群小学校群再生プロジェクト
こんにちは。南房総リパブリックです。
わたしたちが初めて旧平群小学校を訪れたのは、2016年6月のことでした。 伊予ヶ岳のふもとに、まるで輪になって手をつないでいるように建っている小学校、幼稚園、保育所。それは何とも素敵なありかたで、山に見守られるように育ったであろうこどもたちに、想いを馳せました。
小学校と幼稚園は閉校して数年経ち、保育所も平成28年度で閉所。 本当に誰にも使われなくなった建物たちが、多くの思い出を宿したままの状態で、ここにそのまま残されています。
校庭の真ん中に立つと、こどもたちの声がどこからか聞こえてくるようです。稼働中の体育館からこぼれる息遣いや、すぐ脇を通って伊予ヶ岳に向かう登山客の気配が、そう感じさせるのかもしれません。
この校舎群は、そのまま使われなければ平成32年までに解体される運命にあります。 一方でわたしたちは、ここが何もない更地になるのはあまりにも惜しい、と考えています。その想いは、はじめは直感に近いものでしたが、何度も足を運んだりさまざまな人たちと話をするうちに「ここを残すことはきっと、平群地区、さらには南房総の価値を高めることにつながる」と確信を深めていくことになりました。
地元の人たちのほとんどが、平群小に通い、育ちました。 地域にとってそれほど濃密な場所は、小学校という建物以外にはないでしょう。 そして、この場所を失ってしまうことは、これから縮小していくであろう地域の未来にとって損失になると、わたしたちは考えます。
平群小のかけがえのない特徴は、たとえばこんなこと。
- 伊予ヶ岳の麓というロケーション
- 校庭をぐるっと囲む校舎の配置
- 学校から見えるのは、美しい里山風景のみ
- 都心から1時間半のドライブで到着できる近さ
- 車で15分走れば海にも行けるロケーション
- 地域の人たちの温かさとオープンハート
この価値を最大限に生かしたいと願い、南房総リパブリックは、旧平群小学校・幼稚園・保育所を未来に残し、地域内外の人たちで活用するプロジェクトを進めています。 何もかもいっぺんに進めることはできませんが、できるところから手を加え、少しずつ使い出し、新しい風景をひとつひとつ重ねつつ、これからの暮らしの拠点としてつくり続けていきたいと考えています。
ぜひ、ご一緒に。 そして、ご期待ください。
NPO法人南房総リパブリック
旧平群小学校ってどんなところ?
ロケーション
平群小学校とは
旧平群小学校(平成24年閉校)・旧平群幼稚園(平成24年閉園)・旧平群保育所(平成29年閉園)が校庭をぐるりと囲む形で建っています。伊予ヶ岳の麓にたたずみ、学校に隣接する平群天神社の参道はそのまま登山道に続いていて、地元の人たちの拠点として大切にされてきました。体育館は、地域内外のスポーツ活動などに現在も活用されています。
旧平群小学群のある場所
館山自動車道「鋸南富山インター」から車で約10分。鋸南町・鴨川市・南房総市の3市町の結節点にあり、房総半島南部の豊かな里山環境を満喫できる環境です。
学校群のすぐ後ろにそびえている伊予ヶ岳は、高い山のない房総半島で唯一“岳”の字のつく低名山。高さ336.6mなのに頂上部には鎖場(ロープを辿って岩場を登る)まであるというエキサイティングな登山道で、富山(とみさん)まで縦走できるコースもあり、初心者から熟練者まで大いに楽しめることで有名です。
車で
浮島ICから約50分
高速バスで
東京駅から房総なのはな号で「ハイウェイオアシス富楽里」まで約80分。そこからタクシーで約10分。
新宿駅から房総なのはな号で「ハイウェイオアシス富楽里」まで約90分。そこからタクシーで約10分。
千葉駅から南総里見号で「ハイウェイオアシス富楽里」まで約75分。そこからタクシーで約10分。
横浜駅から南総里見号で「ハイウェイオアシス富楽里」まで約100分。そこからタクシーで約10分。
電車で
土日祝は新宿からJR特急さざなみで岩井駅まで117分。そこからタクシーで15分。
所在地:千葉県南房総市平久里中224【Google map】
平群小へのわたしの想い
地元から、移住者から、二地域居住者から、来訪者から、、集まった声
地元の想い
和泉澤一司
南房総市役所の富山地域センターで、区長会の事務局や地域づくりの担当として、住民と行政、住民と住民の橋渡し役を行っています。旧平群小が活かされることは、平群地区が再び活気づく大きなきっかけになると思っています。今回の取り組みを多くの方が「知って」「参加して」「実践できる」場になるよう、陰ながらお手伝いしていきたいと思っています。
原五一
小学校の思い出ですが、勉強嫌いの私にとっては、小学校と伊予が岳、平久里川はセットで遊び場でした。しかしながら、今は、過疎化が進み、あと10年もすると半分が空き家になってしまいそうです、地域の活性化が急務の中、活性化の象徴として平群小学校が長く活用されていけばと思っている1人です。
和光食堂・川名義人
移住者の想い
南房総(あわの国)サイクルツーリズム協会・瀬戸川賢二
旧平群保育所をクラブハウスとして利用させて頂く中で感じる事は、同所は南房総広域の中心に位置し、抜群の立地にあります。今後は地元住民や内外のサイクリストと共に南房総ならではのサイクルツーリズムをこの場所で育んでいきたいと考えています。
永森まさし
南房総に通って10年、平群に住んで4年。この半島のことを少しずつ知る中で、平群が南房総の要所ということが分かってきました。平群が盛えると南房総全体が盛える。そういっても過言ではない、と思います。
二地域居住者の想い
田村善嗣
私の故郷は旧三芳村ですので、平群小も数十年前の賑わいのイメージがあります。事体験の楽しみに大きく流れが変わりつつある昨今、新たに故郷を創る方々の拠点とする事で当時の賑わいに一歩でも近づく事を期待します。
成田剛史
平日は東京でサラリーマン、休日は三芳で過ごす二地域居住を6年しています。この経験から東京と南房総では、『有る』と『無い』が逆転していると感じています。このギャップは、外部視点が無いと気付かぬものです。この地域の潜在的な魅力を具現化し、次の世代にバトンを渡せるよう、多様な人が『腰を据えて』集う拠点に創造される事を願っています。
来訪者の想い
杉江美樹
初めて平群小学校跡地をみた時、うわーっと思いました。都会生まれ、都会育ちの私。伊予ヶ岳のある緑いっぱいの景色に心奪われたのと同時に、なぜか懐かしさと、子供の頃に感じたどきどき、わくわく感を感じました。 都会からたった一時間半、便利なものはないけれど、気持ちを切り替えて学んだり、サテライトオフィスとして働きながらサーフィンやサイクリングを楽しみ、人と人とのつながり、人と自然とのつながりを感じながら本来の自分に戻る。そんな可能性を感じました。ぜひここを残して欲しいです。
南房総リパブリックの想い
理事長(ライター)・馬場未織
二地域居住を始めて11年。「週末へぐるの楽しみ!」「平群小に行くと南房総に住みたくなるよね」「あそこができておじいちゃんの寿命が延びたわ」と暮らしに幸せをもたらす場所をつくり、わたしも孫とこの地で暮らしたいです。
副理事長(建築家)・山代悟
野菜づくりも山歩きもしない無趣味な自分ですが、いろんなことを思いっきり楽しんでいる人たちから元気のおすそ分けをもらえる南房総。平群は南房総探検のベースキャンプ!
理事(建築家)・内山章
都心からこんなに近い南房総には自分の欲しかったものが沢山ありました。でも少しだけ足りないものもあります。それを満足できるものがこの平群にはあるのです。
できればいいなと考えていること
活用提案
- 美味しいコーヒーと美味しいデリのあるカフェ
- 満天の星空を満喫できるキャンプ&バーベキュー
- サイクルツーリズムクラブハウス&レンタサイクル
- 場所を変えて発想力を高める企業合宿の拠点
- 汗を流してさっぱりできるシャワー
- 野外で入るドラム缶風呂
- 帰りたくない人が泊まれる宿泊用大部屋
2018年中にできるかな!
- 古材や断熱材、薪など暮らしをつくるものの揃うDIYセンター
- 二地域居住や移住の相談窓口
- 都心の子どもたちが集い学ぶ自然塾
- 古い小学校を舞台とした映像撮影用のスタジオ
- 地熱を利用した野天風呂
- ドローン研修・ 炊き出し講習・ ペットとともにホテル・ グランピング etc…
2019年以降にできるかな!
へぐりマルシェ
旧平群小の校庭にたのしい市場がたちます
《9月22日「へぐりナイトマルシェ」は中止になりました》
へぐりナイトマルシェの会場となっていた旧平群小学校の校庭は、現在被災ゴミの集積所として使われております。 また被災された方達は、現在復旧作業に追われています。 どうか、ご理解いただければ幸いです。
台風15号で被害に遭われたみなさま、水や電気、電波のない中で過ごされているみなさま、日々のご苦労をお察しします。 また、南房総リパブリックに「何かできることはないか」とお問合せくださった皆様、本当にありがとうございます。
南房総が穏やかな日常を取り戻し、またみなさまと楽しくお会いできる日々が来ると信じています。
NPO法人南房総リパブリック
第7回 へぐりマルシェ
旧平群小の校庭に、たのしい夜市場がたちます。
日 時:9月22日(日)16時〜20時 ※小雨決行、雨天中止
場 所:旧平群小学校校庭 千葉県南房総市平久里中220
駐車場:体育館横、野球場
トイレ:体育館のトイレをご利用ください。
主 催:へぐりマルシェ運営委員会
共 催:NPO法人南房総リパブリック
連絡先:info@mb-republic.com
9月22日「へぐり”ナイト”マルシェ」出店のお誘い
次回「へぐりマルシェ」は、9月22日(日)の開催、今回も「ナイト★マルシェ」です!
前回は台風の影響で中止になってしまい、出店予定の方々には大変申し訳なかったです。楽しみにされていた方も多かったと思います。地元の皆さんからの期待が大きかっただけに、私たち運営委員会も残念な気持ちでいっぱいでした。そして屋外でのイベントは本当に難しいなと痛感。中止の判断には本当に苦しみました。引き続き皆さんからのご支援をいただきながら、今回はぜひ開催したいと思っています。ご協力のほどよろしくお願いします。
このマルシェの目的は、マルシェを通じて、地域内外からチャレンジしたいお店や人を呼び込み、新しい出会いと、この房総半島のほぼ中央に位置する『平久里(へぐり)地区』の可能性を発見し作ることです。
海と山の結節点であり、南房総の玄関口であるこの地で、マルシェという形ではあるけれど出店することはとても意味があります。何よりも普段、出会うことのないお客様との出会いは貴重な機会だと思います。
毎回開催するたびに、飲食を中心に売り切れる店舗も多く、また地域にこんなにも子供がいたのか!と地元の方々が驚くほど、多くの子供達が集まりました。もちろん子供を連れて来たのは、その親やおじいちゃん、おばあちゃんたちでした。
ただ私たちはもっと可能性があると考えており、もっともっと来場者の集まるマルシェにしたいと思っています。そのポテンシャルがここにあると、過去5回のマルシェのやる中で感じてきました。美味しい食べ物、とっておきのモノ、楽しめるサービス、いろんな形の出店者が、地域の内外(もちろん都内からも!)集まることを期待しています。そしてきっとそれは多く地元に受け入れられるでしょう。
地元から様々なお声かけも増え、ここを発信として南房総エリアに新しい動きが作れそうだという実感を持てるところまできました。今後ますますこれを具体的なものにして、マルシェを地元に欠かせない日常にしていきたいと考えています。
さらに今回はスペシャルな「ナイト★マルシェ」なので、盛り上がること必至。皆さんからの多くの出店を、待っています!
●1区画の大きさ
テント:2.5m × 2.5m
キッチンカー:2.5m × 5.0m
●出店料
テント:1区画あたり2500円(1区画以上にまたがる出店は、区画にまたがる分の出店料がかかります。)
キッチンカー:5000円
●出店者側で用意するもの
・テント(最大2.5×2.5)
・テント内照明(LED照明を各自用意ください)
※ 冷蔵設備など使う場合は、発電機を各自ご用意ください。
●出店希望者の募集期限
9月15日
※食品を扱う出店者は保健所の指導により「営業許可証」と「検便検査結果」が必須です。申し込み時にご用意いただきます。
●集合時間
14時30分 @平群小学校校庭集合
当日の説明を行います。必ずその時間にお集まりください。
設営などは集合の後からになります。その前に荷物を降ろさないでください。
●出店者駐車場
搬入時はブースの近くまで乗り入れ可能です。 搬入後速やかに体育館奥に移動。15時30分までに必ず移動してください。
●設営備品
1店舗あたり、会議机(1800 × 450)2本+パイプ椅子4つの貸出しが可能です。 必要な方は出店申込み時に希望の個数をお申し出ください。
●電源
ブースの後ろにドラムコードを適宜置きますので、皆さんで協力して使ってください。電源は照明のみに使えます。延長コードと照明は、各自ご持参ください。その他の設備(保冷庫、ヒーターなど)の電源は各自発電機をご用意ください。
●衛生管理
各店舗の責任でお願いいたします。調理の際はしっかりと手洗いし、手袋を着用することをおすすめします。
●片付け
20時30分より全体で反省会を行います。21時には完全撤収とします。速やかに撤収できるよう、手の空いている方は片付けに協力ください。
●火気使用
火気使用については必ず事前にお申出ください。水バケツや消火器などをご用意ください。
●ゴミの処理について
ゴミは各店舗で回収し自持ち帰りをお願いします。1店舗必ず1つはゴミ箱をご用意ください。
●その他
各店舗のレイアウト(配置図)は後日送ります。
小雨は決行、荒天の場合は中止となります。
【マルシェ出店者・サポーター】お申し込みフォーム
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