手づくりソーセージ&燻製ワークショップ【2017年11月19日(日)実施】

山も海もある南房総の食材の豊かさを、多くの人たちに体験してもらうワークショップ。今回は、南房総のなるかポークさんから、この日のために特別に直送して頂く豚肉で、参加者が自分の手でソーセージを作りました。さらに、食材の味わいを倍増させる燻製体験として、事前に下ごしらえしたベーコンの仕上げの燻製に加えて、南房総の魚の幸の燻製も行いました。南房総在住の講師・木村優美子さんをお招きし、25名の参加者が楽しみました。

ソーセージは自分たちで材料のひき肉をよくもんで味付けをし、機械を使って羊腸の中に絞り入れていきます。羊腸がやぶれないよう気を付けながらの細かい作業ですが、親も子もなく夢中になり、うまくできると「おおー!」「長い!」とそこかしこで歓声が。できたソーセージは70度で20分茹でて氷水に浸し、それからこんがり焼きあげます。時間をかけてつくった無添加のソーセージを、木村さんのつくったホットドッグ用のパンにはさんで頬張り、「美味しい!!」「ビール欲しい!」と参加者はみな大満足でした。

燻製づくりは煙が出たりすることもあり、都市生活で行うのはなかなか難しいですが、田舎暮らしでは屋外で心置きなく楽しむことができます。入手のたやすいペール缶を使ってつくった簡易燻製機に、ベーコン、チキンハム、チーズ、鯖を仕込んで2時間ほど燻製。その様子を間近で体験し、自然素材のみを使ってできた燻製の味わいを楽しみました。「美味しくて手が止まらない」「ベーコンおかわりしていいですか?」「こんなに美味しくなるんだ!」「お酒が欲しい・・・」とこちらも大好評。

自分の手でつくったものを食べる、というプロセスも含めた豊かさは、田舎暮らしの醍醐味です。食べる楽しみ、暮らし楽しみを存分に感じるひとときとなりました。

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