第1回 へぐりマルシェ【2018年5月27日(日)実施】

旧平群小の校庭に、たのしい市場がたちます。

第一回 へぐりマルシェ

南房総での活動を始めて7年。南房総リパブリックで初のマルシェを主催することになりました。会場は「旧平群(へぐり)小学校」、南房総市の真ん中に位置する廃校の小学校の校庭です。 一昨年よりここを舞台に里山学校や様々なイベントを開催して来ました。それは地域の外から地元以外の人たちにきてもらい、南房総を知り体験してもらうことを目的にしていました。そして今度は、地元にとってもっとも馴染み深い地域の施設である元小学校を使って、地元の方々と一緒にこれからの新しい風景を作るために「マルシェ(市場)」を開くことにしました。もちろん今まで通り、地域の外からも参加していただき、それらが混ざることができたらと考えています。

まだ最初の立ち上がりですので、とても小さな、ある意味「実験」としての試みなると思います。新しい風景は、イベントではなく日常になるためのものですから、大きくすることが最初の目的にならずに、まずはみんなでどんなことができるか様子を見ながら、次へつなぐ試みとして始めてみようと思います。 物事の始まりは、荒削りですが妙にワクワクします。出店者として、またはお客さんとして、みなさんの参加をお待ちしています。

開催日:2018年5月27日(日)
時 間:10時~14時
場 所:旧平群小学校校庭 千葉県南房総市平久里中220(雨天時は隣接の体育館で行います)
駐車場:現地すぐの場所にあります。
主 催:NPO法人南房総リパブリック
連絡先:info@mb-republic.com
チラシ:PDFダウンロート
※お店の出店・ワークショップ開催希望は締め切りました

 

出店者一覧

出店者 内容 ひとこと
南房総リパブリック 軽トラカフェ 軽トラの上が景色のいいカフェに。
和光食堂 ライスバーガー・軽食 平群のお米を使った特製ライスバーガー(500円)は絶品です!
近藤牧場 プディングなどスイーツ 近藤牧場の人気メニュー(~500円)をずらりご提供します。
WAA! レモネードスタンド 東京から出店。売上は小児がん支援団体に寄付します。
アイプランナー Tシャツ かっこいいTシャツあります!
つなぎ工房 木工品 さくらでつくる南房総の木工品です。
三芳・小出一彦 風景写真 南房総の美しさをとらえた写真の数々です。
南房総リパブリック
(協力:日本建築家協会 空間ワークショップ・フォーラム)
空間ワーショップ 建築家の指導のもと、細い木材で、中に入ることのできる「空間」をどんどんつくります! (体験料:1時間300円)
サイクルツーリズム協会 Tシャツ・ステッカー・体験ライド 自転車好きにはたまらないTシャツ、ステッカー。クロスバイク試乗もできます。
中台  紙芝居 自転車で紙芝居がやってきます!
西岬CAFE 各種パン 車で販売する美味しいパン。
高梨悟  枝の色鉛筆づくり 木の枝でつくられた色鉛筆づくりワークショップです。
鍋田ゆかり ラクダ人形づくり かわいいラクダの人形をつくるワークショップです。
よぜむファーム ジャム 南房総産の果実を贅沢に使ったジャムです。
渡邊恵 羊毛フェルトグッズ  1つとして同じものはない手づくりティーポットカバー。 
和雑貨 翠 和の雑貨(手ぬぐい、布小物)  和雑貨 翠は「日本の美しい手仕事・暮らしの雑貨」を扱うネットショップです。
La Fève Candle キャンドル ラッキーチャームが入った手作りキャンドル。
池田ブルーベリー園 冷凍ブルーベリー・金プリン・銀プリン 山のパン屋のブルーベリーパンと採りたての100円野菜も販売。
Nanso U House ポストカード販売・ヨガワークショップ 広い空のもとでのヨガは最高です。
小栗和子 畳のヘリでつくった小物 畳屋です。畳のヘリが、かわいい小物に!
主催者よりメッセージ

私たち南房総リパブリックは、今まで、南房総の素晴らしさを知ってもらうために、地域の外から人に来てもらうことを活動の主として来ました。「どうやったら南房総を知ってもらえるか」「どうしたらその素晴らしさをわかってもらえるか」ということを中心に活動してきました。

そんな中、この平群(へぐり)地区にある廃校になった小学校に出会いました。
そこは伊予ヶ岳という、低山ながら登山客が内外から途切れることなくやってくる魅力的な山を背にした、どこか懐かしく愛着のわく場所でした。まるで南房総エリアの「おへそ」に当たる場所に位置した、山々に囲まれた穏やかで清々しい場所です。魅力を感じた私たちは、ここを舞台に今度は地元の方達と何かできないだろうかと考えました。

小学校というこの地に住んでる誰もが知っているこの場所に、たくさんの地元の方々が集まる「場」ができないか。地元の方々が集まる場所なれば、外からの人々も興味を持って集まり新しい出会いが生まれたり、また今までにない新しい使い方がされることで、小学校だった時のように地域のシンボルとして活き活きとした地域の人たちの場所にならないか。さらにそれが有機的に交わるには…。

思い浮かんだこと、それは「マルシェ(市場)」でした。「市(いち)を立てる」ことだと思いました。

私たちが今まであまり関わってこなかった地元の方々と、都内など外からくる人々をつなぐ場としての「マルシェ(市場)」を開催する。まずは地元の有志の方々と一緒に市を立てることにしました。

この「第一回へぐりマルシェ」(通称:へぐマル)はまだ最初なので、きっと大変小さなものになると思います。本当にささやかな、つまりちょっとした「実験」みたいなものです。いきなりたくさんの告知をしたり、手を尽くして出店者を集めたりすることはしません。まずは私たちの声の届く方々にお声かけし「はじめる」ことを目標に開催します。

なぜならそれはこのマルシェがイベントではなく平群地区の日常になったら、きっと楽しいだろうと考えるからです。もしこれが良いものであれば、ここを起点に長くみなさんに大切にしてもらえるよう一緒に育てていきたいと考えているからです。

「イベント」とした途端、自分たちが楽しむよりも先に、誰かを楽しませるためのものになってしまう。誰かが楽しんでくれるのを見るのはある意味とても幸せなことですが、体裁を整え、様々な算段をすることが先になってしまう。楽しいものかどうかもわからない地元の方々にそれをお願いするのは、まだまだ先のことだと思いました。
まずは始めてみてそして自分たちが楽しめたら、その次へ進もうと思っています。

売られるものは「食べ物」や「もの」だけとは限られません。できれば何かを作るような「体験」や、場合によってはここでしか聞けない地元の方の「お話」などかもしれません。平群のことであればなんでもいいと思っています。そしてそういうことをしてくれる地元の方を同時に募集しています。
また都内など地域外の方にも、もしこの平群という地区が気になるのであれば、ものは試し、売りたいものを持って来てください。あなたと平群が出会うきっかけになればと思います。

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